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momototuba’s diary

家族のそれぞれの役割と責任を考える.夫婦のあり方、親子の責任などを考えます

術後の食事-その1 脂っこい物

ガンになった

皇潤プレミアム

 

胃がんの術後の生活と食事―その1 

 病院での食事が始まりました。最初は重湯だけです。それまでは2週間くらいは点滴だけです。最近はクックパッドなどにおいしい重湯の作り方など載せられていますが、そんなものはありませんで、とにかく悪名高い病院食です。一食の予算が160円とかで「おいしいか」など聞かないでと言った代物です。食べられるだけありがたいことです。それでもほとんど入らず、残していました。

体はほぼ毎日暖かいお湯とタオルで丁寧に全身を拭いてくれます。下着も取り替えます。数日後には洗髪だけしてくれました。まだシャワーはできません。2週間後くらいにシャワーが出来たと思います。

 

排尿が出来るようになると自分でトイレまで行きます。介助を求めることも出来ますが、出来るだけ一人でと言う方針のようです。ベッドから立ち上がるだけでも大変な仕事です。まず体の向きを考えていたくないように起き上がりますが、お腹を切っているのでお腹の筋肉(腹筋)が全くありません。上半身を起き上がらせることが出来ません。そうするには腹筋が必要です。そこでうつ伏せになってお尻を挙げて正座をするように座ります。そのままベッドの端に移動して足をベッドから出して淵に腰掛けます。ようやく起きる準備が整いました。「よいしょ」掛け声と共に起き上がりましょう。

 

立ち上がると吐き気がする。腹部が痛い。しゃがみ込むようにすると少しは楽かと思いますが、「毎日歩け、歩け」と言われて、廊下を行ったり来たり。1階の売店まで新聞を買いに行きましたが、点滴スタンドを引っ張ってエレベーターに乗り、人の多い1階の廊下をうろうろして・・・。

「歩け」と言うならそのようなお散歩コースの整った中庭とか屋上庭園などを造るべきでしょう。最近の病院設計はどうなっているのか分かりませんが、温泉施設や雑誌や新聞が揃った喫茶ルーム、テレビなどがゆったり見られる娯楽室。家族や友人とゆっくり談笑や食事までが出来るゲストルームなどかなりソフトな面も充実させると楽しい入院生活になると思います。ちょっとセレブの病院にはあるそうですが、こんな部屋が。

ハード面はどんどん進歩しています、数億する機械が何台も入っている病院もあります。

 

術後の食事 

最初は全重湯から50%、30%、ご飯になっていきます。おかずはまともに出たように思います。食べられなくてほとんど残しても大丈夫です。どれだけ食べたかを知りたがっていました。排尿、排便も関係してきます。

病院食がおいしくないので自分でふりかけやおかず類を準備している患者さんもいました。見つかると怒られるからとそっと出して白ご飯にふりかけを掛けて食べていました。

そんなことしなくても、わずかな時だと思っていましたが、その方は大腸がんで随分長く入院していました。抗がん剤治療と放射線治療のために副作用も激しく夜中も苦しんでいました。

 

食事が自宅でもきちんとできるかを先生が指導して下さり、食べて良い物、その時期、量、食べ方など親切に教えて下さいます。その講習を受けるといよいよ退院となります。

 

おいしかった「うどん」

退院した日は寒い日でしたのでそのままこたつに布団を敷き込んでもらいました。すぐに食べたのがうどん。おいしかったですね。この時はまだ脳は胃があるとの認識で満腹中枢が働いていない状態です。胃はないのに相当量が食べられます。これなら回復は早いぞと思いました。1か月近くは結構食べられたように思います。その後脳の働きが現実を把握して正常に情報を伝えるようになると、食べられなくなりました。

 

数年間は食べられない状況が続きます。食堂やレストランで頼んでも半分も食べられない。食べられる、食べたいと思って一口食べたら満腹感が働いて、全く食べられない時もありました。同じものはたくさん入りませんのでバイキングのようにちょこっと、ちょこっと、いろんな物があると食べられると思いました。お豆腐、卵焼き、お肉、スープ、お刺身、煮物、シチュー、グラタン、ピザなどなど一口ずつで良いのでバイキングが毎日出来るなら本当に幸せです。

食事は何でも入食べられます。油濃いものはドウですかと聞かれますがほとんど問題ありません。でもあとは下痢です。または脂肪便です。アルコールはいきなり腸に行きますので酔う人はやめておいた方がいいかもしれません。

 

スーパーミドリムシ 

【油っこい物を食べたらどうなるか】

脂っこいものを食べた時にお腹を壊すというのは、油がもともと消化の悪い食べ物である ということが関係しています。消化が悪いため、油がしっかりと分解されないまま腸の中 に残ったり、また入ってくる消化の悪い刺激物を感知した腸はそれを早めに押し出そうとして下痢を引き起こすそうです。

 

油ものを食べた時って、胃もたれもするし、できるだけ早く、分解して欲しいですが、胃が無いという事はどう関係するのでしょうか。胃では油を消化もしませんし分解もしません。そのまま十二指腸に送り出すのです。十二指腸では膵臓からの消化液や胆汁が出てきて、分解や消化の作業が行われる工場のようなものです。  油ものを体内で分解したり、燃焼させたりする、都合のいい酵素があり「脂肪分解酵素」と言われています。リパーゼが大きな働きをするようですが、他にもアミラーゼも働いています。  リパーゼは、膵臓でつくられているんですが、脂肪を取り過ぎると、膵臓で生産するリパーゼの量が不足して膵臓も過労働気味になります。リパーゼが出なくなると、脂肪肝になったり、糖尿病や肝硬変とかなってしまうので、頑張ってもらわないといけないです。特に胃が無いと油はそのまま流れて行きます。全摘の方は十二指腸には食べたものを送り出さないので、より一層の消化が悪い状態になります。  そのため下痢になったり脂肪便が出るようになります。それも気にしなければ、おいしい油ものを食べて楽しんだ方が良いという事になります。後は・・・。兵たちの夢の後です。

もちろん、油物のを大量には取らないのが一番ですが、油ものを食べるときに、一緒に脂肪分解酵素を摂ると、 症状はいくらか緩和されます。

【脂肪分解酵素が、どの食べ物に含まれているか】

大根、セロリ、きゅうり、トマト、人参、ピーマン、オレンジ、いちご、スイカ、などです。  他にも、積極的に摂りたいのは生姜です。生姜を食べると、カッと体が熱くなったりします。 そのときに、脂肪も燃やしてくれるので、一緒に摂ると、さらに脂肪が身につきにくくなります。  もちろん、油物の食べ過ぎに気をつけることは当たり前、酵素が入っている食べ物から食べてみてください。

 なんでも食べる。食べてから対処する。食べないで用心しながら細々と数年余分に生きるより、おいしいものを食べて、楽しんで数年早く死ぬのも人生。

あなたはどっちが良いですか。

 

マインドガード